d-LinkMaker for PDF
しおりのエクスポート&変更



「一覧表示」ボタン押下でPDF文書のしおり一覧が画面表示されます。
しおりのレベル、しおりのタイトル、リンク名称(リンクファイル・Web・メール)、アクションタイプ、リンク先ページ(先頁)、リンク先ズーム設定、移動先名称が画面上で確認できます。また、UNICODEのタブ区切り形式のCSVファイルでファイルへエクスポートできます。このファイルでインポートもできます。
チェックボックスを選択し、各種変更、削除ができます。
画面上の項目をマウスでクリックすると、リンク先へジャンプし、簡単に確認できます。
アクションタイプが「ページに移動」、「ファイル指定」、「別の文書に移動」、「添付ファイルに移動」、「webページ」のみ正確に表示します。
制約情報:
しおりのエクスポート&変更画面を表示している間も、PDF文書内の文字列を選択でき、その他の操作も全てできます。本機能実行中は文書を閉じたり、他のPDF文書を開いたり、他の機能を実行しないでください。




しおりのエクスポート&変更画面



No.
チェックボックスと連番を表示します。
レベル
しおりのレベル番号を表示します。
しおりのタイトル
しおりのタイトルの文字列を表示します。
リンクファイル・Web・メール
アクションタイプが「ファイル指定」、「別の文書に移動」、「添付ファイルに移動」、「webページ」の場合、リンク先のファイル名、または、URL、メールアドレスを表示します。
アクションタイプ
「ページに移動」、「ファイル指定」、「別の文書に移動」、「添付ファイルに移動」、「webページ」を表示します。他も表示しますが、内容は正確ではありません。
「ファイル指定」、「別の文書に移動」、「添付ファイルに移動」の場合、先頭に「新-」、「既-」、「ユ-」のいずれかの2文字が付加され表示されます。
「新-」 新規ウィンドウで開く、「既-」 既存ウィンドウで開く、「ユ-」 ユーザー設定のウィンドウで開くの頭文字になります。
先頁
リンク先のページ番号を表示します。アクションタイプが「ページに移動」の場合、リンク先が移動先名で指定されている場合もページ番号を表示します。
アクションタイプが「ファイル指定」、「webページ」の場合は空白です。
アクションタイプが「別の文書に移動」、「添付ファイルに移動」の時、移動先名称を使用している場合も空白です。
ズーム設定
「全体表示」、「100%表示」、「幅に合わせる」、「描画領域の幅に合わせる」、「ズーム設定維持」、「倍率指定(XX.XX%)」、「その他」を表示します。
リンク先が移動先名称を使用している場合、アクションタイプが「ページに移動」以外は空白です。
移動先名称
リンク先が移動先名称を使用している場合は表示します。


「一覧表示」ボタン
しおりの一覧を表示します。しおり数が多い場合、表示に時間を要します。

「しおりの設定」ボタン
しおりの設定ダイアログが表示されます。しおりのアクション、スタイルの項目が設定できます。



しおりのアクション
しおりのアクションを設定します。下記項目が選択できます。
スタイル
「しおりのスタイル」コンボボックス
「標準」、「イタリック」、「ボールド」、「ボールドイタリック」からスタイルを選択できます。フォントによってはイタリックにできないことがあります。
しおりの色
しおりの色を「色選択」ボタン押下で選択できます。

「しおりの開閉」ボタン
しおりの階層(レベル)を指定し、しおりの開閉状態を一括して設定できます。詳しくはしおりの開閉を参照。

No.範囲
リストビュー内のチェックボックスを連続してON、OFFする場合に使用します。範囲を「全てのNo.」または「No.」のラジオボタンから選択し、チェックボックスをONにします。
「全てのNo.」は全てのリストビュー内のチェックボックスをON、OFFします。
 ・リストビュー内を複数行選択の場合は、選択された行のみのチェックボックスをON、OFFします。
 ・Windowsの「Shift」キーを押しながら選択すると連続選択ができ、「Ctrl」キーを押しながら選択すると、複数の行が選択できます。
「No.」は開始と終了で指定された範囲で、リストビュー内のチェックボックスをON、OFFします。

「レベル範囲」コンボボックス
しおりの編集をするレベル範囲を設定します。No.範囲で開始と終了が選択されている場合、Noの範囲内で選択されます。
「なし」「Level1まで」「Level2まで」「Level3まで」「全て」「Level1のみ」「Level2のみ」「Level3のみ」「Level4のみ」の中から選択します。初期状態では、「なし」に設定されています。

「レベルアップ」ボタン
特定のレベルのしおりを1レベル上に移動することができます。
@しおり一覧のNo.にチェックを入れ選択します。全て選択してもAで選択したレベルのみ1レベル上に移動します。Bレベルアップを押下します。
下記の例は、No.範囲が1〜9で全て選択しています。チェックされているレベル2のしおりを1レベル上に移動します。



「レベルダウン」ボタン
特定のレベルのしおりを1レベル下に移動することができます。一番上の1レベルのしおりはレベルを移動することはできません。
@しおり一覧のNo.にチェックを入れ選択します。全て選択してもAで選択したレベルのみ1レベル下に移動します。Bレベルダウンを押下します。下記の例は、No.範囲が1〜8を選択しています。チェックされているレベル1のしおりを1レベル下に移動します。



「タイトルクリーン」ボタン
正式には「タイトルのクリーンアップ」です。しおりのタイトルから不要な文字を削除することができます。
  1. 先頭と末尾のスペースを削除する。
  2. 重複するスペースを削除する。半角スペースになります。
  3. 任意の文字列を削除する。
  4. タイトルNo.設定で作成したNo.を削除する。


先頭と末尾のスペースを削除する場合
しおり一覧のNo.にチェックを入れ選択します。A「しおりのクリーンアップ」ボタンでダイアログが表示されます。B「先頭と末尾のスペースを削除する」にチェックを入れ、C「実行」ボタンを押下します。
@のチェックボックスをチェックすると全選択、全選択解除ができます。(No.範囲を参照)または、「レベル範囲」で選択します。文字のスタイル、色を変更する場合、予め「しおりの設定」画面より、スタイルの「しおりのスタイル」「しおりの色」を選択し、「しおりのスタイル変更」「しおりの色変更」チェックボックスをチェックしておく必要があります。



重複するスペースを削除する場合
@しおり一覧のNo.にチェックを入れ選択します。A「しおりのクリーンアップ」ボタンでダイアログが表示されます。 B「重複するスペース文字を削除する」にチェックを入れ、C「実行」ボタンを押下します。@のチェックボックスをチェックすると全選択、全選択解除ができます。(No.範囲を参照)または、「レベル範囲」で選択します。文字のスタイル、色を変更する場合、予め「しおりの設定」画面より、スタイルの「しおりのスタイル」「しおりの色」を選択し、「しおりのスタイル変更」「しおりの色変更」チェックボックスをチェックしておく必要があります。



文字列を削除する場合
しおり一覧のNo.にチェックを入れ選択します。しおりのタイトルのクリーンアップダイアログボックスの文字列を削除するにチェックを入れ、任意の文字列を入力し実行ボタンを押下します。



タイトルNo.の削除-先頭からスペースまで(.も含む)場合
タイトルNo.設定で作成した先頭のNo.を削除します。予めしおり一覧から削除するNo.にチェックしておく必要があります。



タイトルNo.の削除-末尾からスペースまで(.も含む)場合
タイトルNo.設定で作成した末尾のNo.を削除します。予めしおり一覧から削除するNo.にチェックしておく必要があります。



「タイトルの変更」ボタン
しおりのタイトルを置換します。タイトルの前後にテキストを追加することができます。
  1. 完全に一致したしおりのタイトルを置換します。
    しおりのタイトルと検索する文字列が完全に一致したしおりのタイトルを置換します。
  2. 部分的に一致した単語を置換します。
    しおりのタイトルに検索する文字列があった場合、しおりのタイトルの一部を置換します。
  3. 一致した単語がある場合しおりのタイトルを全て置換します。
    しおりのタイトルに検索する文字列があった場合、しおりのタイトルを全て置換します。
  4. 正規表現を用いて置換します。
    「正規表現」を使用して文字パターンを検索し、置換します。正規表現については付録を参照。
  5. しおりのタイトルを全て置換します。入力した文字が空白でも実行します。
    しおりのタイトルを置換文字列で置換します。置換文字列が空白でも空白で置換します。
  6. タイトルの前または、後にテキストを追加します。
    しおりのタイトルの前後にテキストを入力することができ、キーワードを使用することもできます。


完全に一致したしおりのタイトルを置換する場合
下記の例は、検索する文字列が「リンクの編集」で置換文字が「リンクの機能編集」で置換されます。予めしおり一覧から検索するNo.にチェックし、しおりの設定でスタイルを選択しておく必要があります。



部分的に一致した単語を置換する場合
下記の例は、「機能編集」があるしおりのタイトルを「編集」に置換する例です。予めしおり一覧から検索するNo.にチェックし、しおりの設定でスタイルを選択しておく必要があります。



一致した単語がある場合しおりのタイトルを全て置換する場合
下記の例は、「PDF」があるしおりのタイトルを全て「d-LinkMaker」に置換する例です。予めしおり一覧から検索するNo.にチェックし、しおりの設定でスタイルを選択しておく必要があります。



正規表現を用いて置換する場合
下記の例は、「第何条」のしおりのタイトルに[ ]を付ける例です。予めしおり一覧から検索するNo.にチェックし、しおりの設定でスタイルを選択しておく必要があります。


しおりのタイトルを全て置換します。入力した文字が空白でも実行する場合
下記の例は、全てのしおりのタイトルを「D-LinkMaker」に置換する例です。予めしおり一覧から置換するNo.にチェックし、しおりの設定でスタイルを選択しておく必要があります。



タイトルの前または、後にテキストを追加する場合
下記の例は、全てのしおりのタイトルの前に「●」を後に「ラベル番号」を付ける例です。予めしおり一覧から追加するNo.にチェックし、しおりの設定でスタイルを選択しておく必要があります。



文字列の中、または、単独で下記キーワードを入力すると、下記説明の様に変換されます。
%page% しおりの宛先がページを指している場合、ページ番号を追加します。
%label% しおりの宛先がページを指している場合、ページラベルを追加します。ページラベルが無い場合、ページ番号になります。
%dest% しおりの宛先が移動先名称を指している場合、移動先名称を追加します。
%level% 当該しおりのタイトルのレベルNo.を追加します。
%number% しおり一覧でNo.にチェックされた順番で連番を追加します。

「タイトルNo.設定」ボタン
数字、ローマ数字、アルファベット、丸文字を使用してしおりのタイトルの前後に行番号を追加します。
ナンバリングするレベルを「レベル範囲」で選択します。「タイトルNo.設定」ボタンを押下すると、「しおりのタイトルのナンバリング」ダイアログボックスが表示されます。しおりのスタイルを変更する場合は、予め「しおりの設定」画面より、スタイルの「しおりのスタイル」「しおりの色」を選択し、「しおりのスタイル変更」「しおりの色変更」チェックボックスをチェックしておく必要があります。

「親のNo.を含める」チェックボックス
チェックをONにすると、子のしおりに親の番号を含んでナンバリングします。
「タイトルの前に追加」または「タイトルの後に追加」を選択します。
丸文字、ローマ数字は環境依存文字になります。
丸文字は@〜丸の50までで、それ以降は@@、@A・・・となります。
ローマ数字は3999まで表示しますが、それ以降は4000、4001・・・と数字の番号になります。
アルファベットもAからZまでで、それ以降はAA、AB・・・となります。



「スタイルの変更」ボタン
下記の条件で一致したしおりのタイトルが「しおりの設定」で設定されたスタイルで変更されます。
  1. 完全に一致したしおりのスタイルを変更
    しおりのタイトルと検索する文字列が完全に一致したしおりのスタイルを変更します。
  2. 部分的に一致したしおりのスタイルを変更
    しおりのタイトルに検索する文字列があったしおりのスタイルを変更します。
  3. 正規表現を用いて一致したしおりのスタイルを変更
    「正規表現」を用いて文字パターンでしおりのタイトルを検索し、一致したしおりのスタイルを変更します。正規表現については付録を参照。
  4. アクションタイプ選択でしおりのスタイルを変更
    しおりのアクションタイプとアクションタイプ検索で選択されたアクションと一致したしおりのスタイルを変更します。
  5. ズーム選択でしおりのスタイルを変更
    しおりのズーム設定とズーム設定検索で選択されたズームと一致したしおりのスタイルを変更します。
  6. チェックしたしおりのスタイルを全て変更します。
    しおり一覧にチェックされた全てのしおりのスタイルを変更します。


チェックしたしおりのスタイルを全て変更する場合
最初に@「しおりの設定」でAスタイルを決定します。B「しおりのスタイル変更」、「しおりの色変更」チェックボックスを任意にチェックします。 一覧から変更したいCタイトルを選択します。「レベル範囲」でレベルを選択することもできます。 D「スタイルの変更」ボタンを押下し、「しおりのスタイルを変更」ダイアログボックスが表示されます。E条件を選択しF実行すると変更されます。



「アクションの変更」ボタン
下記の条件で一致したしおりのアクションが「しおりの設定」で設定されたしおりのアクションで変更されます。リンクの宛先が移動先を使用している場合、ページ番号でリンク先変更を行うと、移動先名称は切り離しされ表示されません。
  1. 完全に一致したしおりのアクションを変更
    しおりのタイトルと検索する文字列が完全に一致したしおりのアクションを変更します。
  2. 部分的に一致したしおりのアクションを変更
    しおりのタイトルに検索する文字列があったしおりのアクションを変更します。
  3. 正規表現を用いて一致したしおりのアクションを変更
    「正規表現」を用いて文字パターンでしおりのタイトルを検索し、一致したしおりのアクションを変更します。正規表現については付録を参照。
  4. アクションタイプ選択でしおりのアクションを変更
    しおりのアクションタイプとアクションタイプ検索で選択されたアクションと一致したしおりのアクションを変更します。
  5. ズーム選択でしおりのアクションを変更
    しおりのズーム設定とズーム設定検索で選択されたズームと一致したしおりのアクションを変更します。
  6. チェックしたしおりのアクションを全て変更します。
    しおり一覧にチェックされた全てのしおりのアクションを変更します。


チェックしたしおりのアクションを全て変更する場合
@しおり一覧のNo.にチェックを入れ、A「アクションの変更」ボタンを押下し、「しおりのアクション変更」ダイアログボックスが表示されます。 「チェックしたしおりのアクションを全て変更」条件を選択し実行すると変更されます。
予めB「しおりの設定」画面の「しおりのアクション」で設定しておく必要があります。Cのチェックボックスをチェックすると全選択、全選択解除ができます。(No.範囲を参照) D「レベル範囲」でレベルを選択することもできます。E同時にスタイルも変更する場合「しおりのスタイル変更」、「しおりの色変更」チェックボックスを任意にチェックします。
下記の例では、しおりのタイトル「しおりの編集」のリンク先12ページが4ページの先頭、ズーム「100%表示」、しおりの文字が赤色で変更されます。
しおりのアクションは、リンクアクションと同じ仕様です。詳細はリンクの設定のリンクアクションを参照してください。


実行例:

「アクションの削除」ボタン
下記の条件で一致したしおりのアクションが削除されます。アクションタイプは文書内リンク以外となります。
  1. 完全に一致したしおりのアクションを削除
    しおりのタイトルと検索する文字列が完全に一致したしおりのアクションを削除します。
  2. 部分的に一致したしおりのアクションを削除
    しおりのタイトルに検索する文字列があったしおりのアクションを削除します。
  3. 正規表現を用いて一致したしおりのアクションを削除
    「正規表現」を用いて文字パターンでしおりのタイトルを検索し、一致したしおりのアクションを削除します。正規表現については付録を参照。
  4. 空のタイトルを持つしおりのアクションを削除
    しおりのタイトルが空白のしおりのアクションを削除します。
  5. アクションタイプ選択でしおりのアクションを削除
    しおりのアクションタイプとアクションタイプ検索で選択されたアクションと一致したしおりのアクションを削除します。
  6. ズーム選択でしおりのアクションを削除
    しおりのズーム設定とズーム設定検索で選択されたズームと一致したしおりのアクションを削除します。
  7. チェックしたしおりのアクションを全て削除します。
    しおり一覧にチェックされた全てのしおりのアクションを削除します。


チェックしたしおりのアクションを全て削除する場合
下記の例は、No.範囲が1〜20でレベル3のみを削除する例です。

実行例:

「ズーム設定変更」ボタン
下記の条件で一致したしおりのズーム設定を変更します。アクションタイプがページに移動のみ変更が可能です。しおりの宛先が移動先を使用している場合、ズーム設定変更を行うと、移動先名称は切り離しされ、ページ番号を使用します。注意してください。
  1. 完全に一致したしおりのズーム設定を変更
    しおりのタイトルと検索する文字列が完全に一致したしおりのズーム設定を変更します。
  2. 部分的に一致したしおりのズーム設定を変更
    しおりのタイトルに検索する文字列があったしおりのズーム設定を変更します。
  3. 正規表現を用いて一致したしおりのズーム設定を変更
    「正規表現」を用いて文字パターンでしおりのタイトルを検索し、一致したしおりのズーム設定を変更します。正規表現については付録を参照。
  4. 空のタイトルを持つしおりのズーム設定を変更
    しおりのタイトルが空白のしおりのズーム設定を変更します。
  5. ズーム選択でしおりのズーム設定を変更
    しおりのズーム設定とズーム設定検索で選択されたズームと一致したしおりのズーム設定を変更します。
  6. チェックしたしおりのズーム設定を全て変更します。
    しおり一覧にチェックされた全てのしおりのズーム設定を変更します。


チェックしたしおりのズーム設定を変更する場合
下記の例は、No.範囲が40〜48で全てを選択し、全体表示で変更する例です。 @しおり一覧のNo.にチェックを入れ、A「ズーム設定変更」ボタンで変更します。Bのチェックボックスをチェックすると全選択、全選択解除ができます。(No.範囲を参照) 予めC「しおりの設定」画面より、ズームの設定を選択しておく必要があります。


実行例:

「しおりの削除」ボタン
下記条件に一致したしおりを削除します。
  1. 完全に一致したしおりを削除
    しおりのタイトルと検索する文字列が完全に一致したしおりを削除します。
  2. 部分的に一致したしおりを削除
    しおりのタイトルに検索する文字列があったしおりを削除します。
  3. 正規表現を用いて一致したしおりを削除
    「正規表現」を用いて文字パターンでしおりのタイトルを検索し、一致したしおりを削除します。正規表現については付録を参照。
  4. 空のタイトルを持つしおりを削除
    しおりのタイトルが空白のしおりを削除します。
  5. アクションタイプ選択でしおりを削除
    しおりのアクションタイプとアクションタイプ検索で選択されたアクションと一致したしおりを削除します。
  6. ズーム選択でしおりを削除
    しおりのズーム設定とズーム設定検索で選択されたズームと一致したしおりを削除します。
  7. チェックしたしおりを全て削除
    しおり一覧にチェックされた全てのしおりを削除します。


完全に一致したしおりを削除する場合
@しおり一覧から検索するNo.にチェックを入れ選択します。Fのチェックボックスをチェックすると全選択、全選択解除ができます。(No.範囲を参照) または、「レベル範囲」で選択します。A「しおりの削除」ボタンでダイアログが表示されます。B「完全に一致したしおりを削除する」にチェックを入れ、C「検索する文字列:」検索文字を入力します。 D「子しおりは残す」チェックボックスを必要に応じでチェックします。E「実行」ボタンを押下します。


部分的に一致したしおりを削除する場合
下記の例は、「名称未設定」の文字列があるしおりを削除する例です。予めしおり一覧から検索するNo.にチェックしておく必要があります。



正規表現を用いて一致したしおりを削除する場合
下記の例は、「」に囲まれた文字のしおりを削除する例です。予めしおり一覧から検索するNo.にチェックしておく必要があります。
パターンを正規表現で検索する例を次に示します。




空のタイトルを持つしおりを削除する場合
予めしおり一覧から検索するNo.にチェックしておく必要があります。



アクションタイプ選択でしおりを削除する場合
下記の例は、アクションタイプが「文書内リンク以外」(アクションがないしおりです。)を削除する例です。予めしおり一覧から検索するNo.にチェックしておく必要があります。



ズーム選択でしおりを削除する場合
下記の例は、ズーム設定が「その他」のしおりを削除する例です。



チェックしたしおりを全て削除する場合
下記の例は、レベル2のみを削除して、子しおりは残す例です。



エクスポートファイル
しおり情報をエクスポートするファイルのパスを表示します。
フォルダ名の初期値は[マイドキュメント]、ファイル名の初期値は"Bookmark_"[PDFファイル名(拡張子は含まない)]+".csv"です。
エクスポートファイルのパスは変更ボタンで変更することができます。

「変更」ボタン
「名前を付けて保存」画面が起動し、エクスポートファイルのパスを変更できます。
エクスポートを実行すると、エクスポートファイルのパスはAcrobat起動中のみ保持されます。
保持されるファイル名はしおりのインポートインポートファイルと共有されます。
※別のPDF文書で本画面を起動するとファイル名は初期値に戻ります。

「エクスポート」ボタン
PDF文書内のしおり情報をUNICODEのタブ区切り形式のCSVファイルでエクスポートします。
エクスポート処理中は処理の進捗状態が、エクスポートボタンの左に表示されます。

しおりのリンク先確認表示(右クリック)
リンク先がページ指定の場合
しおり一覧の項目を選択し、マウスで右クリックすると、PDF文書内のリンク先ページにジャンプし、緑色の実線で表示されます。下記の例は、ページ内の「d-LinkMaker for PDFとは」の場所にリンクされています。ページ指定の場合は、ページの先頭に緑色の実線が表示されます。ズーム設定が全体表示の場合、Acrobatの仕様で、実線が表示されませんが、PDF文書内のリンク先ページにはジャンプします。


リンク先がURLの場合
しおり一覧の項目を選択し、マウスで右クリックすると、Webページが表示されます。

リンク先がファイル・メールの場合
しおり一覧の項目を選択し、マウスで右クリックすると、リンク先の名称がスポット表示されます。

しおりのリンク先確認表示(左ダブルクリック)
しおり一覧の項目を選択し、マウスで左ダブルクリックすると、Acrobatと同じ動作でジャンプします。



エクスポートファイルの書式

エクスポートされるしおり情報はUNICODEのタブ区切り形式のCSVファイルです。
CSVファイルの1行目に各列のタイトルを出力します。2行目以降のしおり情報は、1行がひとつのしおりを表しており、1行の書式は以下の通りです。

しおり情報の1行の書式:
[しおりの階層番号] タブ [しおりのタイトル] タブ [文字色R] タブ [文字色G] タブ [文字色B] タブ  [文字スタイル] タブ [移動先のページ] タブ [移動先のX座標値] タブ [移動先のY座標値] タブ [移動先のズーム]タブ [移動先名称]
タブ [リンクファイル・Web・メール] タブ [アクションタイプ] タブ [本来のリンク先] タブ [本来のリンクファイル] 改行

しおりの階層番号
しおりの階層番号を出力します。最上位階層が1になります。
しおりのタイトル
しおりのタイトルを出力します。
※しおりのタイトルに特殊文字等を使用している場合、エクスポートの際に文字化けをおこすことがありますのでご注意ください。
文字色R
赤の文字色の値を出力します。0から255までの数値を出力します。
文字色G
緑の文字色の値を出力します。0から255までの数値を出力します。
文字色B
青の文字色の値を出力します。0から255までの数値を出力します。
文字スタイル
文字スタイルの値を出力します。0から3までの数値を出力します。
移動先のページ
しおりの移動先のページ番号を出力します。移動先が「移動先(名前)」で指定されている場合もページ番号を出力します。
なお、移動先のページ番号が取得できない場合"不明"を、しおりのアクションが文書内のリンク以外の場合"文書内リンク以外"を出力します。
移動先のX座標値
移動先ページ内のX座標値を出力します。
しおりのインポート時に必要になります。手作業で変更されないようにお願いします。
移動先のY座標値
移動先ページ内のY座標値を出力します。
しおりのインポート時に必要になります。手作業で変更されないようにお願いします。
移動先のズーム
しおりの移動先のズーム設定を以下から出力します。
 ・全体表示
 ・100%表示
 ・幅に合わせる
 ・描画領域の幅に合わせる
 ・ズーム設定維持
 ・倍率指定(XX.XX%)
 ・その他
なお、移動先のページが"不明"の場合"不明"を、移動先のページが"文書内リンク以外"の場合、空白を出力します。
移動先名称
しおりが移動先を使用している場合、移動先名称を出力します。
リンクファイル・Web・メール
アクションタイプが「ページに移動」以外、「ファイル指定」、「別の文書に移動」、「添付ファイルに移動」、「webページ」の場合、リンク先のリンクファイル名称、URL名称、メールアドレスを出力します。
アクションタイプ
アクションタイプを以下から出力します。
 ・ページに移動
 ・Webページ
 ・ファイル指定
 ・別の文書に移動
 ・添付ファイルに移動
 ・文書内リンク以外
他も表示しますが、内容は正確ではありません。
「ファイル指定」、「別の文書に移動」、「添付ファイルに移動」の場合、先頭に「新-」、「既-」、「ユ-」のいずれかの2文字が付加され表示されます。
「新-」 新規ウィンドウで開く、「既-」 既存ウィンドウで開く、「ユ-」 ユーザー設定のウィンドウで開くの頭文字になります。
本来のリンク先
アクションタイプが添付ファイルに移動の場合、以下から出力します。
 ・子供へのリンク ←Link to a child
 ・親へのリンク ←Link to the parent
 ・兄弟へのリンク ←Link to a sibling
 ・外部文書の添付ファイルへのリンク ←Link to an embedded file in an external document
 ・添付ファイルから通常のファイルへリンク ←Link from an embedded file to a normal file
 ・孫へのリンク ←Link to a grandchild
 ・姪/甥にリンク ←Link to a niece/nephew through the source’s parent
取得できない場合"不明"を出力します。上記は英文からの直訳になります。
本来のリンクファイル
アクションタイプが添付ファイルに移動の場合、本来のリンク先が「子供へのリンク」以外の場合に、出力します。

制約情報:ひとつのしおりに複数のアクションが設定されている場合、エクスポートされるアクションは先頭のひとつのみになります。

以下は、エクスポートファイルの出力例です。(下記はファイルをExcelで表示した例です。)




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